SF小説「三体」で気が狂いそうな状況の中でも通常業務をしている時は精神的にはマシという流れで「仕事は麻酔」と出てくる。確かそうだった。
休職前に読んだので「わっかる〜!」と共感なぞしていた。
今? 「分からんでもないが……私の苦手な言葉です」と暗い面持ちを見せるしかない。
一応復職しているのだが、復職の際に色々選択肢を間違えたおかげでいつ首を切られても仕方がない状況なのだっ!
そういう訳で、首切られポイントを数えながら怯えながら働いているので、「仕事は麻酔」にはならない。
じゃあ、何が麻酔なんだ!
ゲームが麻酔なんだ!
もっと具体的に言うと、
ソシャゲのイベントでちょっと難易度高めの所を脳死徘徊してるのが麻酔なんだ!
具体的に言うと酷いな……。
でも薬剤師さん推奨なんです。
以前、不安で仕方がないときに「ゲームとかして気を逸らすといいかもしれません」と言われたんです!
この時、私はパズルゲームをしていたんですが、どうしても進めない所が出てきてやめました。失敗が続くと辛い。
その後、FGOを始めた。
始めたというか、やるのは3度目。
1度目は「何で仕事で締切におわれとるのに、息抜きのはずのゲームのイベントでも締切におわれなあかんねん」という理不尽極まりない怒りで止めた。
2度目はメインストーリーメインで割り切ってやっていたが、好ましく思えないストーリーが続いた挙句に育成できてないクラス縛りの複雑なストーリーが始まって挫折した。
3度目は世界観思い出してやりたくなって、イチからやっている。最初からクー・フーリン・オルタ貰えてほっとした。ゲーム下手だからバーサーカー大好き!
……が、ちまちまやってるので、イベントはだいたい参加できない!
筈だったのだが!
今回は一部参加できた!
そして久しぶりにイベントの脳死徘徊を始めたのであるが……まあタイトルのようなことを思った……訳である。
余暇はどうしても勉強したり体鍛えたりと自分の成長に使うのが良いと思いがち。
けれど、不安に苛まれる時こそ立ち止まってソシャゲイベント脳死徘徊が必要……なのかもしれない。
……いい風にしまらないな。
エヴァンゲリオンでさ、惣流・アスカ・ラングレーも式波・アスカ・ラングレーもゲームしてた。
虚勢をはってギリギリのメンタルで理想の自分を見せようと藻掻いた彼女たちも不安に苛まれていた。
ゲームすることで精神安定を図っていたんじゃなかろうか。
アスカもやってるし、みんなもやろう!
不安から逃れるために、精神安定のために、ゲームをさ!
……とか言ってみる。